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北海道遺産

道北エリア

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道北エリア

日本海とオホーツク海に挟まれた道北地域は、北海道の自然の厳しさや美しさを実感できます。
日本最北端に位置する道北地域は、北海道らしい雄大な自然をじっくり堪能することができるエリアです。この地域には特に、大自然の恵みや過酷さを感じられる北海道遺産が多く登録されており、景観の美しさや自然がつくりあげた地形を楽しめるだけでなく、その土地に刻まれた歴史や受け継がれてきた文化を現代に伝えています。

稚内港北防波堤ドーム写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

1稚内市

稚内港北防波堤ドーム
世界でも類を見ない独特の景観と構造を持つ港湾土木史に残る傑作

稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドームです。現存しているだけでなく、現在も稚内の防波堤ドームとしての役割を果たしています。海上からの高さ14m、柱間6mの円柱70本を並べた長さ427mの旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産です。
■所在地:稚内市開運町
■お問合せ:稚内市役所まちづくり政策部地方創生課(☎0162-23-6192)
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/

宗谷丘陵の周氷河地形写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

2稚内市

宗谷丘陵の周氷河地形
約1万年前の気候がつくりだした日本最北端の壮大な造形美

氷河期の寒冷な気候によって地盤の凍結と融解を繰り返してつくられたといわれている斜面は、周氷河地形と呼ばれています。特に宗谷丘陵は山火事によってその独特な地形が際立ち、また牧草地としても活用されているため、夏には広大な牧場で豊かな自然に育まれた「宗谷黒牛」が放牧されるなど他にはない特徴的な景観が魅力的です。
■所在地:稚内市宗谷岬
■お問合せ:稚内市役所まちづくり政策部地方創生課(☎0162-23-6192)
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/

利尻島の漁業遺産群と生活文化写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

3利尻島

利尻島の漁業遺産群と生活文化
漁業と移住の歴史を物語るヒトとモノの交流史

利尻島では近世におかれた松前藩や近江商人の交易場所をアイヌが支え、幕末以降は本州から出稼漁民が渡って漁場を拓きました。その記憶や生活文化の名残が今も島に残っています。特に島の産物である鰊は北前船で本州へと運ばれ、島を行き来する海の道は「ヒトは北へ、モノは南へ」という交流史をつくりあげました。
■所在地:利尻島
■お問合せ:利尻富士町産業振興課(☎ 0163-82-1114)
http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/

天塩川写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

4流域市町村

天塩川
日本有数のカヌー適地としても知られる「北海道」が命名された最北の大河

天塩川は延長256km、石狩川に次ぐ北海道第2位の長大河川です。松浦武四郎は天塩川内陸調査の途上で「北海道」の命名をしたとされています。天塩川の名前の由来となったテッシ(アイヌ語で「梁」(やな)の意味)が数多く点在しており、カヌー愛好者たちは河口までの160kmを一気に下っていきます。
■所在地:流域市町村
■お問合せ:旭川開発建設部地域振興対策室地域振興係(☎ 0166-32-3079)
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/kn/kawa_kei/ud49g70000001vzc.html

増毛の歴史的建物群 (駅前の歴史的建物群と増毛小学校)写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

5増毛町

増毛の歴史的建物群 (駅前の歴史的建物群と増毛小学校)
日本海の風雪に耐え栄華の歴史を現代に伝える街並み

旧増毛駅前のふるさと歴史通りには、明治中期に建てられた国指定の重要文化財「旧商家丸一本間家」をはじめ、日本最北の酒蔵「国稀酒造」などの石造りや木造の建物が並んでいます。戦前に建築され、平成23年度まで使用されていた「旧増毛小学校」の木造校舎のたたずまいからは古き佳き時代を感じられます。
■所在地:増毛町
■増毛町企画財政課企画係(☎ 0164-53-1110)
http://mashike.jp/tourism/

旭橋写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

6旭川市

旭橋
川のまちを象徴する幻想的かつ壮大な美しいアーチの造形美

道北の中心都市である旭川を流れる石狩川に架かる橋です。1892(明治25)年に架けられた土橋に始まり、1932(昭和7)年には鋼鉄製のアーチ曲線を描く橋が当時の最新技術をもって竣工しました。当時の建築技術を今に伝える歴史的にも貴重な資料であり、周囲の自然にとけ込む美しい景観を楽しめます。
■所在地:旭川市
■お問合せ:旭川開発建設部地域振興対策室地域振興係(☎ 0166-32-3079)
https://www.hkd.mlit.go.jp/as/douro_keikaku/ho928l0000001hiw.html

土の博物館「土の館」写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

7上富良野町

土の博物館「土の館」
農業王国の土づくりや地元住民の農業への熱意を伝える拠点

北海道開拓が過酷な気象条件の中で進められた経緯や土と人間の関わりの大切さを伝える博物館です。特に高さ4mの巨大な土の標本展示は世界に類を見ず、1926(大正15)年の十勝岳噴火による泥流災害から見事に立ち直っていった人々のたくましさを感じられます。また、黎明期からのトラクターも多数展示しています。
■所在地:上富良野町
■お問合せ:土の博物館「土の館」(☎ 0167-45-3055)
http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/

道央・道南エリア

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道東エリア

道央は石狩川が貫流する北海道の中枢として、道南は海の玄関口として発展した地域です。
道央地域は北海道の中枢機能が集まり、道内全人口の約60%、総面積では約30%を占めており、道南地域は函館の五稜郭など文化や歴史に触れられるエリアです。特に道南には北海道の中でも歴史を感じる北海道遺産が多く登録されています。当時のまま残されている史跡や貴重な資料から北海道の発展の経緯を知ることができます。

雨竜沼湿原写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

1雨竜町

雨竜沼湿原
標高850mにある150種もの植物が咲く北海道最大の高層湿原

大小さまざまな700以上の地塘(ちとう)が点在する独特の景観が特長です。湿原植物も豊富で1964(昭和39)年に道指定天然記念物、1990(平成2)年に暑寒別・天売・焼尻国定公園特別保護地区に指定されました。また、「雨竜沼湿原を愛する会」による活動は、湿原を未来に伝える大切さと難しさを教えてくれます。
■所在地:雨竜町
■お問合せ:雨竜町役場産業建設課(☎0125-77-2248)
■雨竜町観光協会 http://www.uryunuma.info/

積丹半島と神威岬写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

2積丹半島

積丹半島と神威岬
今もニシンの記憶を残す「積丹ブルー」に染まる海岸美はまさに絶景

積丹半島開発の歴史は古く、ニシン漁の旧大漁場として発達しました。切り立った断崖と「積丹ブルー」と形容される神威岬の海岸美は絶景です。貴重な自然と産業の歴史に加え、明治から昭和初期に栄えた旧ニシン場の遺構として番屋や揚場跡などが保存されており、神威岬の全面禁煙など景観を保護する活動も行われています。
■所在地:積丹町
■お問合せ:積丹町商工観光課(☎ 0135-44-2111)
■積丹町 http://www.town.shakotan.hokkaido.jp/

小樽の鉄道遺産写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

3小樽市

小樽の鉄道遺産
未来に守り伝えたい道内初の鉄道が支えた北海道の発展とその歴史

1880(明治13)年、アメリカ人技師クロフォードの指導のもと小樽手宮―札幌間に鉄道が開通し、後に幌内炭鉱から石炭が搬出されたことで、港と鉄道を結ぶ小樽は北海道の発展を支えるまちに成長しました。時代が移った後も、鉄道遺産は国の重要文化財や鉄道記念物に指定され、貴重な近代遺産として保存されています。
■所在地:小樽市
■お問合せ:NPO法人北海道鉄道文化保存会(☎ 0134-61-7777)
■小樽市 https://www.city.otaru.lg.jp

京極のふきだし湧水写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

4京極町

京極のふきだし湧水
数十年の長い歳月を経て羊蹄山の雪解け水からつくられる甘露の名水

蝦夷富士とよばれる羊蹄山に降った雨や雪解け水が濾過され、数十年の長い時間を経て地中のミネラル成分を加えながら流れ出る国内最大級の湧水です。1日の湧水量は8万トンと30万人の生活水に匹敵するほどです。1985年に環境庁の「名水百選」にも選ばれ、この自然が与えてくれる恵みの水を求めて訪れる人が絶えません。
■所在地:京極町
■お問合せ:京極町企画振興課(☎0136-42-2111)
■京極町 http://www.town-kyogoku.jp

登別温泉地獄谷写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

5登別市

登別温泉地獄谷
約1万年前の爆裂火口跡が生んだ北海道を代表する温泉・登別最大の源泉

直径450mの谷底に大地獄を中心に15の地獄があり、毎分3千リットルの温泉が湧き出す地獄谷は、面積約11haの谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」といわれる由来です。 また、多泉質が湧き出ているのは世界的にも珍しく、「温泉のデパート」と形容されています。
■所在地:登別市
■お問合せ:登別国際観光コンベンション協会(☎0143-84-3311)
■登別市 http://www.city.noboribetsu.lg.jp/

函館西部地区の街並み写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

6函館市

函館西部地区の街並み
近代日本の幕開けを告げる和と洋のデザインの融合が紡ぐハイカラな街

1859(安政6)年に横浜や長崎とともに最初に開港した函館は、西欧文化に開かれた玄関口として栄えてきました。函館西部地区には、埠頭倉庫群、函館どつくのような歴史的港湾施設、旧函館区公会堂やハリストス正教会復活聖堂に代表される洋風建築とともに、和洋をたくみに交えてデザインされた商家や住宅が建ち並んでいます。
■所在地:函館市
■お問合せ:函館市教育委員会生涯学習部文化財課(☎0138-21-3456)
■函館市公式観光情報はこぶら(街歩き)
http://www.hakobura.jp/walk/

静内二十間道路の桜並木写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

7新ひだか町

静内二十間道路の桜並木
雄大な日高山脈を背景に約2千本の桜が咲き誇る7kmの行啓道路

1872(明治5)年に黒田清隆が和種馬の大型改良のために進言し、静内町(現・新ひだか町)から新冠町にまたがる地域に開設された御料牧場のための行啓道路です。直線で約7㎞、幅20間(約36m)にわたって両側に樹齢100年のエゾヤマザクラなど2千本以上が咲く桜並木の景観は日本一のスケールと称されています。
■所在地:新ひだか町
■お問合せ:新ひだか町経済部商工労働観光課(☎0146-43-2111)
■新ひだか観光協会
http://shinhidaka.hokkai.jp/kankoukyoukai/poppo.html

道東エリア

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道東エリア

十勝平野や釧路湿原が広がる道東地域は、世界に誇る絶景や大自然のスケールを堪能できます。
知床半島や釧路湿原など太古から手つかずの自然や稀少な生態系が多く見られる道東地域は、北海道ならではの豊かな自然をたっぷりと楽しめるエリアです。この地域には思わず目を見張るスケールの大陸的な風景や地形が北海道遺産として登録されており、雄大な自然とともに歩んできた人々の歴史や文化を垣間見ることができます。

森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

1遠軽町

森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」
かつても今も森林を駆け抜ける初の国産11トン蒸気機関車

1928(昭和3)年に丸瀬布-武利意森林鉄道に配属され、丸太や生活物資の搬送に携わりましたが1958(昭和33)年に廃止されました。その後、地元の強い要望で1976(昭和51)年に旧丸瀬布町が譲り受けて「森林公園いこいの森」を建設し、機関車を走らせています。森林鉄道蒸気機関車の動態保存は全国唯一です。
■所在地:遠軽町 
■お問合せ:遠軽町丸瀬布総合支所産業課(☎0158-47-2213)
■えんがる歴史物語(雨宮21号紹介ページ)
http://story.engaru.jp/story/m03/

ワッカ/小清水原生花園写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

2北見市、小清水町

ワッカ/小清水原生花園
まちの人々に守られる日本最大の海岸草原と特有の景観が楽しめる原生花園

オホーツク海とサロマ湖に面するワッカ原生花園は、300種以上の草花が咲き誇る「龍宮街道」と呼ばれ、車の乗り入れ規制や地元漁協による植林など先駆的な試みを行っています。小清水原生花園は一時期花が衰退しましたが、1993(平成5)年より野焼きや帰化植物の除去により、花のあふれる公園によみがえりました。
■所在地:北見市常呂町、小清水町
■お問合せ:北見市常呂総合支所産業課(☎0152-54-2140)、小清水町産業課商工観光係(☎0152-62-4481)
■北見市 https://www.city.kitami.lg.jp/
小清水町 http://www.town.koshimizu.hokkaido.jp/

摩周湖写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

3弟子屈町

摩周湖
見る者を惹きつける光と霧と闇が織りなす蒼き「神秘の湖」

阿寒国立公園の原始の自然に囲まれた摩周湖は、世界有数の透明度と美しい乳白色の霧の風景で知られる「神秘の湖」です。その景観は、北海道の湖沼と山岳の複合景観として最も代表的なものといわれており、摩周湖および周辺環境保全に向けた「摩周湖宣言」に集約される地域住民の取り組みは高く評価されています。
■所在地:弟子屈町
■お問合せ:弟子屈町環境生活課環境係(☎0154-82-2934)
■弟子屈町観光情報ポータルサイト「弟子屈なび」
https://www.masyuko.or.jp/

野付半島と打瀬舟写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

4別海町、標津町

野付半島と打瀬舟
日本最大の砂嘴(さし)に囲まれた湾に浮かぶ幻想的な帆掛け舟

全長26㎞の日本最大の砂嘴に囲まれた野付湾や擦文時代の竪穴式住居が見られます。江戸時代には国後へ渡る要所として通行屋が設けられ、北方警備の武士も駐在しました。トドワラ、ナラワラの独特な景観や、北海シマエビ漁に用いられる打瀬舟は風物詩として知られ、霧にかすむ舟影が多くの人々を魅了しています。
■所在地:別海町、標津町
■お問合せ:野付半島ネイチャーセンター(☎0153-82-1270)
■野付半島ネイチャーセンター http://notsuke.jp/

旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

5上士幌町

旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群
かつて木材を運んだ鉄路にかけられた季節で様相が変化する「幻の橋」

昭和初期に十勝内陸の森林資源の運搬を目的に建設された第1級の鉄道遺産です。地元NPOによる保存や利活用へ向けた活発な活動が全国的にも市民活動のモデルとされています。中でも季節によって見え隠れし、時には湖面にめがねのように映る「タウシュベツ川橋梁」、32mの大アーチを持つ「第三音更川橋梁」が有名です。
■所在地:上士幌町
■お問合せ:上士幌町商工観光課(☎01564-2-2111)
■上士幌町 https://www.kamishihoro.jp/

螺湾(らわん)ブキ写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

6足寄町

螺湾(らわん)ブキ
コロポックル伝説を実感できる謎多き巨大な螺湾(らわん)ブキ

螺湾川に沿って自生する高さ2~3mもの巨大なフキです。かつては高さ4mにも及んだといわれていますが、なぜ巨大化したのかという謎はいまだに解明されていません。繊細な味とミネラルや繊維質の豊富さから農産物として栽培も行われ、産学官が一体となって商品開発を行うなど足寄町のブランドとして知名度を高めています。
■所在地:足寄町
■お問合せ:足寄町経済課林業商工観光室(☎0156-25-2141)
■あしょろ観光協会 http://www.ashoro-kanko.jp/

根釧台地の格子状防風林写真提供:NPO法人北海道遺産協議会

7中標津町など

根釧台地の格子状防風林
地上では全容を確認できない規模で宇宙からも見える「緑のグリッド」

4つの町にまたがる格子状防風林は北海道ならではの雄大な林帯です。スペースシャトルからも撮影されたほど地球規模的なスケールで、幅180m、総延長は648㎞にもおよびます。防風効果だけでなく野生動物のすみかや移動の通路としての機能を果たしており、開拓時代の植民地区画を示す歴史的意義も持っています。
■所在地:中標津町など
■お問合せ:中標津町経済振興課地域振興係(☎0153-73-3111)
■中標津町 https://www.nakashibetsu.jp/

  1. 北海道遺産